メールの文字化け (安倍)
文字化けにはいろいろな原因がありますから、ここで解説することはできません。 ここでは文字化けの原理と、参考になるサイトを紹介することにとどめます。
文字化けの原理 |
メールを発信して相手がこれを読むまで、日本語は下記の経過をたどります。
日本語 → 「16進数のコード」に変換 → 【通信】 → コード逆変換 → 日本語
コード変換を、エンコード、 逆変換をデコードといいます。 即ち、メールは送信時に「エンコード」され、相手に届いた時に「デコード」されて私たちが見える文字に戻ります。
日本語の「文字コード」はいろいろな経緯があって、「シフトJISコード」、「JIS コード」、「EUCコード(Extended Unix
Code)」、「Unicode」の4種があり複雑です。
例えば「旭」の文字は、JISコード番号:3030、シフトJISコード番号:88AE です。
パソコンでは通常「シフトJISコード」が使われますが、メール送受信は「JIS コード」です。
そしてメールに違った規格が使われた場合でも自動的にJISに変換されて、うまく受信できるようになっています。
このエンコード、デコードに何らかのトラブルが生じて、1文字でも抜けたりノイズが入ると連鎖的に次の文字に影響して変換/逆変換がうまくいかず文字化けが生じます。
送信側と受信側の相性で文字化けしますが、大部分の直接の原因は「送信側」にあるといわれています。 古いソフトから発信されたメールがうまく変換されない場合とか、MACーWindowsなどの異機種間とか、半角カナ使用とか・・・・特に件名に半角カナを使うと文字化けが生じ易いようです。
また、機種依存文字を使用すると相手によっては文字化けします。 Windows98の場合は日本語unicode への対応が不完全のようです。
下記ネット情報を見ても解決しない時は
・他のメールソフト、または他のPCを使う。
・アルファベット文字のみで発信する。(アルファベット文字は文字化けしない)
ネットで見る情報 |
検索で「文字化け」で調べるといろいろ対応法がでています。