エクセル住所録 と メールソフト間 の インポート/エクスポート    安倍(16/10/改)
 旧 Outlook Express / WindowsMail /Outlook2007 関係は → こちら
このページは大部分Outlook2003/2007ですが、2016でも大部分共通しています。

文字化け対策
Excel CSVファイルをメールソフトにインポートする際、しばしば文字化けが生じる。
対策:. CSV形式に保存する際、文字コード をunicode(UTF-8)に変更する。
方法:
  ・Excel で CSV形式保存 →
  ・メモ帳 で読込み → 文字コード をunicode(UTF-8) に指定して保存 →
  ・このファイルを メールソフト でインポート。

Outlook 2016
ネット情報 (1) (2) (3)

Outlook 2003/2007

本記事で特にことわらない限り Outlook 2003=Outlook 2007 です。
  1)エクセル表の項目名 設定

Excelのフィールド名を下記のようにしておくと、インポートでの操作が簡単になる。

名前 電子メール 名前フリガナ 自宅住所 自宅電話 自宅FAX: 携帯電話
旭太郎 asahi@nifty.com アサヒタロウ 千葉市花見区ひかり町1-23 044-222-1234 044-222-1234 043-222-8765
.. “電子メール アドレス”では
不可。
Outlook Expressの場合
と違う。
  . .   “ファックス”
は全角。
半角は不可

・項目名は「電子メール アドレス」ではなく 「電子メール」である。 (全角可)
・Outlook Express の場合と異なり、エクセル表から取り込める項目名(フィールド名)の種類は多い(例:フリガナ)。
 ただし、郵便番号は取り込めない。 日本語対応の欠陥。

 2)エクセルから Outlook 2003/2007のアドレス帳 へインポート 
  1. Outlook Expressの場合 と同じくCSV 経由でもできます。 この場合の手順は
    ファイル → 他のアプリケーションからのインポート → テキストファイル(windows、カンマ区切り)
    → 参照 をクリックして 上記の保存 CSV ファイルを指定 → フィールドの一致 → 左のインポート元の項目を右の該当項目へドラグする。
  2. ただし、フィールドを上記表の項目名にしてあれば、上記 a. の「インポート元の項目を右の該当項目へドラグする」操作は省略できる。
  3. CSV を経由せず、エクセル ファイルをそのままアドレス帳にインポートできます。
    その際、取りこむエクセル表の範囲を指定し、「挿入」→「名前」→「定義」で範囲名を付ける必要があります。
    あとは Outlook 2003 で、ファイル → 他のアプリケーションからのインポート → エクセル → 参照 
    をクリックしてエクセルファイル名を指定 → 「定義名」をチェック します。
  4. Excel表で、姓と名の間に半角の空白があると英文表記とみなされ、インポート後の姓と名が入れ替わるから注意。 全角の空白なら問題ない。 

連絡先とアドレス帳

  3)アドレス帳から エクセル へエクスポート

アドレス帳は、Excel形式で保存しておくとバックアップばかりでなく他のいろいろな用途に利用できて便利です。
2003と、2007で若干違う。以下は2007の場合。
ファイル → インポート/エクスポート → ファイルにエクスポート → Excel → ・・・・・・
で、 Excelに保存できます。
注意:

  4) データファイル格納場所 古いメールの整理、 表示リストのフオントサイズ変更

アドレス(連絡先)データファイル: 標準(デフォルト)保管場所

データ保管場所は Windows / Outlook のVersion で異なるから検索で確認すること。

例:
・Outlook2007(vista)
C:\ユーザ\ユーザ名\AppData\local\Microsoft\Outlook\ Outlook.pst  (メッセージと共通)

メッセージデータファイル: メッセージデータファイルの標準(デフォルト)保管場所と、ファイル形式の違い 

Outlook.pst ファイルの修復:

C:\Program Files\Microsoft Office\Office12  の中にある Scanpst.exe を起動し、Outlook.pst を指定する。

古いメールの整理: 

メール量が増えるとソフトの起動が重くなるので軽量化の操作(整理)が必要である。 メールソフトは複数のメールを一つのデータファイルで保存しているので、これを分割することで軽量化できる。

・Outlook2003:

フォルダ単位のデータファイルとなっていないので、単にフォルダを分けただけではメールデータは分割されない。 以下の操作で分割する。
自動:「ツール」 → 「オプション」「その他」古いアイテムの整理」 で設定すると、
一定期間経過したメールは別ファイル archive.pst に移動する。
手動:「ファイル」 → 「新規作成」「Outlookデータファイル」 ここで「Office Outlook 個人用フォルダファイル(pst)」を選択し、
以後指示に応じて新しいフォルダ名を入力する。 生成したフォルダに手動で移す。

表示リストのフオントサイズ変更:

・Outlook2003: 「表示」「並べ替え」「現在のビュー」「現在のビューの編集」「その他の設定
でメールリストのフォントサイズなど各種の設定ができる。

  5) Outlook 2003/2007 の欠点
  1. ビジネス用なのでスケジュール表など、多くの機能がついていて使いにくい。
  2. メールデータが一括した巨大なファイルになってるのでバックアップが面倒。
  3. 市販の Outlook2003 解説本は メール解説はごく一部で大部分がメール以外の解説にさかれているのでメールを使いこなすのはタイヘン。
  4. アカウント設定箇所が分かれていて Outlook Express よりも分かりにくい。
    ツール → 電子メールアカウント から設定
    ツール → オプション → メールセットアップ →  電子メールアカウント から設定 (上と重複)
    ツール → オプション → メールセットアップ →  送受信 から設定 (送受信に含めるアカウントはここで設定)
  6)Outlook 2003/2007 の設定 注意

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