メールなど、インターネットで使ってはイケナイ文字  安倍 00/8/17 (07/7/18補足)

   機種依存文字(使ってはイケナイ文字).

  パソコンで使用する文字や記号には、 JIS(第1、第2水準)に含まれない字体があります。 これらの字体は機種やOSによってコード番号が異なるため、メールなどネットでデータ送信すると機種間で文字化けする場合があります。
インターネットでのメールやホームページでの書き込みは、相手がいろんな機種、いろんなOSで受信していることを想定する必要がありますから、下記「機種依存文字」は使わないようにしましょう。

1) 記号類    

右のような文字や記号は非JISです。
これらを Windows の機種で使うと
 

相手の機種が Mac の場合、
それぞれ右のように文字化けします。
 

2) 固有名詞に多く使われる非JIS文字

  1. 非JIS(JIS拡張)文字 ーー  windows 間の通信に使えるがMac にはダメ。
    姓名などの固有名詞に使用される下記文字の ( )内は非JISです。  左側のJIS字体に代替する必要があります。

    高()、崎(ア)、神(~)、福(aj、羽(秩j、黒(K)、塚(怐j、増(掾j、横()、青()、清(C)、館()、飯()、郷(ク)、濱(M)、都(キ)、瀬(P)、郎(カ)、朗(焉j、逸(エ)、寛(ェ)、徳(コ)、悦(ス)、晴(リ)、靖()、匡(求j、羨(早j、教(ヘ)、妹(・)、
    邊、邉、(旧字「辺」のJISは左の2つですが戸籍表示では37種あるといわれており Windows 辞書でも表記できません)

  2. 非JIS文字(Unicodeで扱っている特殊文字でMS-IME に標準添付)
    Office などのMS社ソフトで使えるが、一般ソフトが対応していないため、windows 間でもインターネットには使えません。
    端末間のデータ交換はCDなどの外部記録媒体が必要です。
    ( 例: 「土ヘンに専」、「木ヘンに眉」など )

なお、上記 1. の非JIS(JIS拡張文字)は、かつてパソコンの主流だったNEC/PC98のコード表を MS社 が DOS/V に採用したため、NEC/PC98、DOS/V、windows間では互換があり、相互の通信や応用ソフトに使えるが、Macやワープロ専用機はカヤの外になったようです。

   .使ってもかまわない 記号文字

 使ってもかまわない記号文字は以下のとおりです。

、 。 , . ・ : ; ? ! ゛ ゜ ´ ` ¨ ^  ̄_ヽ ヾ ゝ ゞ 〃 仝 々 〆 ー ―‐ / \ 〜 ‖|… ‥ ‘’ “ ” ( ) 〔〕 [ ] { } 〈 〉 《 》 「 」 『 』 【 】  + − ± × ÷ = ≠ < > ≦ ≧ ∞ ∴ ♂ ♀ °′″℃ ¥ $¢ £ % #& * @ § ◎ ★ ○ ● ◎ ◇ ◆ □ ■ △ ▲ ▽ ▼ ※ 〒 → ← ↑↓ 〓 ♯ ♭ ♪ † ‡ ¶ ◯ ´ ` ¨ ^

   半角カタカナは使わないほうが無難

  半角カタカナも、ホームページでの掲示板やメールソフトによっては対応していませんので使わないほうが無難です。 
 半角カタカナを使うとその文字以下全ての文字が化けてしまう場合があります。

   参考文献

「この文字は使えるかな?」と迷ったら → 半角カナ・機種依存文字チェック

さらに詳しい解説は下記URLをクリックしてください。
   機種依存文字:  http://www.s-ichi.com/semi/bght/cara.htm
               http://apex.wind.co.jp/tetsuro/izonmoji/ 
   漢字コードの話: http://www.yk.rim.or.jp/~mak/technical/kanji.html



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