PDF変換と編集 2011.1.29改定 2012.9.15 JustPDF追加

 1) PDFとは 

  → こちら

 2) PDFへの変換ソフト 

Officeソフトからの変換
Office2007 以降では、PDF変換機能がある。
フリーの Office互換ソフト:OpenOffice もPDF変換機能があるのでOffice2007以降がない場合はこれを使うといい。
OpenOffice のPowerPoint互換ソフト:OpenOffice Impress のPDF変換機能も優れている。

フリーソフト
PrimoPDF  CubePDF  その他1  その他 PDF関連(窓の森)

Acrobat
PDF変換の元祖Acrobatは高価 (Standard 3.6万円) で WinXP用Ver.8は Windows7への互換性はない。 (ただし、編集機能は動作する)。
注文書やアンケートなどのフォームが充実してワープロ感覚で自作できる。 Web会議室などでのファイル共有機能もある。
逆変換機能は、Standard版ではWord などの限られた形式のみがある。 これらの機能の有用性は不明。

JustPDF
Acrobat の1/5以下の価格(4800円)で同程度の編集機能があるようだ。 
★印刷 → PDF で,「ファイル出力」にチェックすると prnファイルが生成するので、チェックすべからず。

★旧Acrobatに共存させると、機能に障害が生じることがある。
例) Win7でAcrobat8が動作しない(変換ができない)ので さらにJustPDFをインストールしたところ、JustPDFインストール時にレジストリ変更を求められた。その結果
インストールはできたが、ネット上のPDFが表示できなくなった。(Internet Explorer9ではいったん右クリックで保存すれば閲覧可能)。 
対応策としてAdobe社の説明に従いレジストリを再変更 したところ、この問題は解決したが、JustPDFでのリンク設定編集が動作せず。
結局、JustPDFで変換、 Acrobat8で編集 で解決。

低価格グレードにも Acrobat Standard版 にはない逆変換ソフトが同梱されている。

PowerPointファイル 変換前後の容量変化は
Acorobat8   5.66MB → 3.51MB
JustPDF2   5.66MB → 2.38MB
で、JustPDF2のほうが約30%小さくなり優秀でした。

フリーソフト
PDF変換のフリーソフトは数多くあるが、大部分は外国製で、2011年1月時点では縦書き文書を完全にPDF変換できるソフトは殆どない。(有料でも数少ない)。
その中で、CubePDF が数少ない国産ソフトで日本語対応が優れていて縦書きの変換もできる。 複数ファイルの連結機能もある。ただし、リンク設定の基本的な編集機能はない。


 3) 紙資料、複数画像のPDF変換 

手書きやワープロ原稿などの紙資料のHP掲載は、OCRを使用せず、
スキャナ → 画像のPDF 化 が一番いいと思います。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20060401/234126/?rt=nocnt

最近のスキャナにはメニューに「PDF 化」があるし、古いスキャナの場合でも PDF ソフト、あるいはPhotoShop 経由で複数画像を1つのPDFファイルにできる。
PhotoShop の場合:ファイル → 自動処理 → PDFスライドショー 。  ここで複数画像を読み込むと1つのPDFファイルになる。
紙資料の整理やHP掲載は、この方式が主流だと思います。

ただし、この方法は文章を画像として処理するので文章内の語句は検索対象になりません。
検索対象にするには、OCRでデジタル文字に変換する必要がありますが、変換精度は100%ではないのでチェックと修正という面倒な作業が必要になります。
この対処として、
スキャナでは文書の画像PDF化処理とOCRを併用する「透明テキスト」機能があり、閲覧はPDF 化された画像、検索はOCRによるテキスト文字を使用します。
この方法では、検索キーワードさえOCRで正しく変換されていれば いいのでOCRでの変換チェックは殆ど不要です。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20060401/234127/

 4) PDFのホームページ挿入 

PDFはそのままホームページに掲載できるし、ここから他のファイルへリンク設定もできる。
しかし、JavaScript を使ったメニューや、フラッシュ動画などの動的表示を埋め込むことはできない。
このような変化のあるホームページにするには動的部分以外を画像変換してHtmlに埋め込むとよい。
PhotoShop は直接PDFファイルを読み込み、これをJpeg などの画像に変換できる。

小技 ただし、ブラウザの種類やVersionによって機能しない。その時はzoomの場合、閲覧で、画面幅変更や、zoom数値で調整すべし。

・2ページ目を開きたいなら、URLのあとに#で区切って、page=2と記述する。
   *****.pdf#page=2
・ズーム指定は、例えば50%にしたいなら、zoom=50とする。
   *****.pdf#zoom=50

・2ページ目かつ、ズームを50%としたいなら、&で区切る。
   *****l.pdf#zoom=50&page=2

5) PDFの編集 (断りがない場合は Acrobat8 )

PDFの編集機能は、ソフトの種類や、Version によってかなり異なるが、PDF変換とは、印刷の一種ですから、基本的にはPDF文書を細かく修正することはできない。
変換前の文書を忠実に“印刷”するのが基本だからです。自分が作成した文書なら変換前のWord などの文書で修正すればよいし、他人の文書なら勝手に修正することはあまりないはずです。
せいぜい、ファイルの合成、ページの追加/削除、リンク設定、注釈、フォント変更、アンダーライン、ブロック単位の修正などができればいいはずです。
元の文書への逆変換機能はあるがかなり制約がある。
JustPDF2 の最上位グレードはワープロ感覚で編集できるらしい。
http://www.justsystems.com/jp/products/justpdf/

メールから変換したPDFの編集

受信したHtmlメールを転送する場合、転送先がHtmlメール受信環境でない場合がある。
その場合は、
画像を含むhtmlメール、全文選択 → WORDにコピペ → 編集(画像サイズ変更) → JustPDFで変換。
変換 したPDFをホームページに掲載し、そのURLを相手に伝えるとよい。

Htmlメールから直接PDF変換すると、メールヘッダーもPDF変換され、その削除などの編集がやっかい。

PDF編集は

JustPDF2:編集ソフトで  文書ページをトリミング編集窓のトリミングで残す青枠をドラグ (トリミングの場合は、Acrobatよりもこちらが確実)
 ただしJustPDFで文章の追加/削除はできないから、WORDで編集後にJustPDFで変換するといい。 JustPDFでページの削除はできる。

Acrobat: ツール → 高度な編集 → TouchUPテキストツール で編集。  →削除はDelete(フォントによっては削除できない)
          あるいは 高度な編集 → トリミング 編集窓の上下左右のカット幅数値を入れる。

ただし、Win7 ではOneDrive の場合Viewerをネット倉庫にいったんコピーするメッセージが表示されクリック1回余分に必要な場合あり。

PDFのリンク設定

Wordなどの原稿内のリンク設定は変換されない。PDF変換後に再設定する。

文字列からのリンク: 
・ツール → 高度な編集 → リンクツール または
・文字列選択 → 右クリック → リンクの作成

リンク先を PDFのページ 指定: リンク先PDFファイル名の末尾に #page=4 を付加すると4ページへリンク
http://kb2.adobe.com/jp/cps/226/226119.html

(JustPDF2 の場合)
文字列あるいは画像からファイルへのリンク: リンクマーク → 範囲指定 → ファイルを開く → リンク先ファイルを指定 → 「反映」をクリック

文字列あるいは画像からURLへのリンク: リンクマーク → 範囲指定 → webページを開く → その下の枠内にURL記入 → 「反映」をクリック

注釈の挿入

注釈 → ノート注釈を追加 →  注釈マーク位置の移動は矢印マーク(ない場合は注釈マーク左クリック)をクリックでドラグできる。

ファイルの結合/挿入

・ファイルを結合 → ファイルの追加 →  (ファイルを指定) → ファイルを追加 → 次へ → 作成

または
・文書 → ページの挿入 → (ファイルを指定) → 選択 → 挿入位置指定

ページの削除

・文書 → ページの削除 → ・・・・・

 その他 

文章中心のExcelのPDF化(JustPdf )
行末の文字が切れることあり。(残りは文末に表示)
対策:
 ページ設定: 余白左右をゼロ。(あるいは左を小さく)
 ページ末に生成する多数の白紙はJustPdf で削除

保護設定されたPDFは解除できます。
http://freeware-pdf-unlocker.softonic.jp/

ブラウザでPDFが表示できない場合の対処
http://kb2.adobe.com/jp/cps/230/230411.html

http://www.engineer.or.jp/online_shinsei/pdf.html
http://iinavi.inax.lixil.co.jp/info/info_pdf.html


PDF変換ソフトの進化は意味があるか?

Acrobatをはじめ、PDF変換ソフトは変換後の編集機能とか、逆変換機能を向上させてきています。
JustPDFの最上位グレードは、なんとワープロ感覚で編集できるとか。
しかし、そんな機能がはたして意味があるのか、はなはだ疑問です。
PDFの意味とは、文書を忠実に国際規格でファイルに“印刷”(変換)するのが目的だからです。
編集したいなら、自分が作成した変換前のWord などの文書で編集すればよいし、他人のPDF文書なら勝手に修正することは避けるべきで必要性は殆どないはずです。
変換以外に必要な機能は、複数ファイルの連結、ページ削除、リンク設定、注釈、程度でしょう。
このなかで、リンク設定と、(クリックで表示する)裏注釈は原文にあっても“印刷”はできないですから変換後の編集は意味がある。
でも、この程度なら10年前のAcrobatでもできました。
2008年にPDFが国際規格に採用された結果、Word/Excel2007以降は、それ自身にPDF変換機能があり、これは大いに意味がある。
元の文書への逆変換機能は興味の対象にはなるが、その必要性は???ですね。

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