標準文書形式  (安倍)

PDF形式 
一般ホームページには、、 のアイコンのリンク先があります。
これはPDF形式のファイルです。

PDF経緯:

PDFはAdobe社が開発した文書形式が普及したもので、かつてのWindowsパソコンではPDFリーダーをダウンロードして使っていました。 
MS社ではPDFに対抗して XPS規格 ※) を世界標準規格として提唱してVISTAに搭載しましたが全く普及せず、逆にPDFが2008年に世界標準規格
となったようです。
その経緯から、Windowsパソコンはその後、PDFリーダーをプレインストールして販売するようになりました。
ですから多くのWindowsではPDFファイルをクリックするとPDFリーダーが立ち上がった。
そして、Win10では新ブラウザEdgeにPDFの読み込み機能が組み込まれ、その結果PDFリーダーのプレインストールは廃止されたようです。
だからWin10ではPDFファイルをクリックするとEdgeが立ち上がります
でも、PDFリーダーで閲覧したい人は、PDFリーダーをダウンロードして 拡張子と閲覧アプリの関連づけの設定変更すればPDFリーダーで閲覧できます。

拡張子と閲覧ソフトの関連づけの設定変更法:
スタート → 設定 → システム → 既定のアプリ → (メニューの下)ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ →  
 はるか下にPDFがあるから、これをクリックすると立ち上がるアプリが選べる。 
初期設定はEdgeになっていて、PDFリーダーをダウンロードしておけばこれを選べる。
http://fnya.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/windows-10-pd-1.html

http://www.skycom.jp/support/faq/trouble/trouble3-skypdf-2016/post-8.php

※)XPS形式 (2007年9月) MS社提唱規格 しかし・・・・ 2008年に上記PDFが世界標準文書規格に認定された結果、XPS規格は2012年現在全く普及せず。

Windows VISTA の新機能として、 文書ファイルの標準化を目的に、PDF に対抗して XPS形式 を Windows VISTA に標準添付するとともに、XPS ビューアをネットからダウンロードできるサービスを始めた。
使用方法はPDFと殆ど同じです。   拡張子が.pdf → .xps に変わっただけ。
VISTA にインストールした WORD などの文書で「印刷」をクリックすると、PDF の場合と同じくプリンター出力として XPS ファイルが生成します。
生成ファイルを両者閲覧比較すると・・・これまた両者はソックリの画面となります。
VISTA 以外のユーザは XPS ビューアをネットからダウンロードすれば見えますから、ACROBAT リーダによる PDF 閲覧と同じです。
ただし、Word で試験した結果、生成 XPS ファイルの容量は元ファイルとほぼ同じで、PDF ファイルの約2倍になった。

MicroSoft 社の主張によれば
XPS ( XML Paper Specification ) は国際規格の XML ( eXtensible Markup Language )  をベースとしているので標準文書としてPDFよりもふさわしい。 とのことです。
XPS形式はlzh圧縮となっており、解凍するとたしかに、国際規格の XM L 形式に展開します。 
はたしてXPS規格 は今後どうなるか?


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