ポート25 ブロッキング (旭友会 I T 部会 内部メモ) 07/5/2  安倍

迷惑メール対策として日本の主要プロバイダは2006年にサーバーのポート25をブロックした。
この処置をしたプロバイダからは迷惑メールの発信は事実上不可能になり、実際に日本発の迷惑メールは急減した。
一方、この 「ポート25をブロッキング」は一般ユーザには影響はないが、I T 部員の場合のように、個人加入プロバイダを経由して旭友会サーバーにアクセスしてメール発信する場合はメーラーの設定変更をしないと送信できなくなる場合があるので注意が必要である。

  ポート25ブロッキング (Out Bound Port25 Blocking=OP25B規制) とは 

 一般解説
  ハートの拒絶日記  I T 用語辞典 (e-Words)

  日立システム  レンタルサーバー用語集
 

 各プロバイダの実施と、解説
 ・@nifty  ・ぷらら   ・NTT PC    ・.Sannet   
 ・So-net  ・InterBoard   OCN

  旭友会が加入している nifty Hostingサーバーの場合

Nifty Hostingサーバーを外部サーバー から利用する場合、このポート25ブロックの影響を受ける可能性がある。
場合により、メールソフトの設定変更(ポート番号と、認証チェック)が必要となる。
現在、旭友会メールは、 1)I T部会の会員自宅、 2)旭友会事務局 の2ケ所で送受信している。

  1) I T部会の会員自宅からの送受信

現在は、I T部会の会員自宅から一般会員宛メールのルートは下記のようになっている。
 「I T部会の会員自宅の 接続プロバイダ(Mfnet)」 → 「旭友会 Nifty Hosting サーバ」 →
  「一般会員プロバイダのサーバ」 → 「一般会員」
今のところ影響はなく、Nifty一般サーバー経由あるいは、Nifty Hostingサーバー経由ともに ポート番号を変更しなくてもメール発信に支障はないようである。
 理由:
 Niftyの場合、 同社の説明 によれば、下記の場合は対象にならないらしい。
     ・Nifty法人向けサービスで提供のアドレス利用。または
     ・@niftyでフレッツサービス(光/ADSL)を利用していない。
 あるいは、 Mfnetが正規のサーバーとして業界に登録されているからか。
 疑問
 ・設定例を見ると、受信もNiftyならOKらしい。←これでOKなのかもしれない。
 ・フレッツ(NTT)以外ならなぜOKなのか?

 (Mfnetの対応)
06年秋にMfnet に問合わせた時点では、Mfnetはポート25ブロックの予定はない。
Mfnet会員全てが登録マンション住人だから、ここを経由した迷惑メールの可能性はないからであろう。 いずれにせよ、Mfnet は接続回線に利用するだけでメールサバーは利用しないから同社がポート25ブロックしても関係ないと思われる。

なお、ポート25ブロックとは無関係だが、一定数以上の宛先への同時発信を禁止しているプロバイダーがある(Mfnet の場合は上限300名)。 その場合は全旭友会通信会員への同時発信はできずエラーとなる。 旭友会加入の Nifty の場合は制限はないのでここから発信する必要がある。

  2) 旭友会 事務局からの送受信

事務局で送受信しているメールは

  ポート25ブロッキングの影響を受けた場合の対処

下記いずれかの方法が考えられる。

  1. メーラーの送信(SMTP)ポート番号を 25→587 など指定番号にかえ、「認証」にチェックを入れる。
  2. 個人プロバイダ経由で送受信する。  この場合、会員から多量の画像が送られてきた場合に、 メールサーバー容量が不足する可能性がある。 (Mfnetのメール容量は現在20MB)。
  3. 受信はNifty法人コース、送信は個人プロバイダにする。 この方式は「POP before SMTP」 を回避するめの設定が必要になる。
  4. Gmail の活用

多分、1. が簡単確実であろう。


 

 

 

 

 

 

 

 

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