POP before SMTP (旭友会 I T 部会 内部メモ)07/5/5 08/10/8 改 安倍

   POP before SMTP とは

メ−ル送信サーバー(SMTP)にはユーザ認証機能がないので、それを補うために、 外部サーバー経由の接続に対しては、あらかじめ受信サーバー(POP3)にアクセスさせて クライアントのIPアドレスを一定時間保持し、 その間だけ SMTP によるメール送信を許可する方式。
この方式を採用しているサーバーでは、アカウント切替後やプロバイダ切替え後にメール発信するとエラー表示がでることがある
あるいは、送信と受信のサーバーを使い分ける場合にこの問題が生じることがある。

ただし、08年頃から

これらの理由で、ユーザは POP before SMTP を意識することは少なくなったようです。 しかし、古いサーバーOSに対して Outlook2007 や Outlook Express6 を使用すると依然としてこの問題が生じることがある。

   旭友会の場合

旭友会では、Nifty Hosting サーバーを使用してきたが07年頃まで、 この【POP before SMTP】により、旭友会外からメールサーバ " pop.kyoku.gr.jp " に接続すると送信に支障が生じることがあり、 対策として受信後10分以内に送信サーバ " smtp.kyoku.gr.jp " へ 接続するか、あるいは、メールソフト ( Outlook Express / Outlook2003 ) の送信サーバーの設定で「送信前に受信」にすることで送信できた。 → Niftyの説明

08年頃からはこの問題はないようだ。 Nifty Hosting サーバーの仕様が変更されたらしい。

   送信できないエラーメッセージがでた場合の対処

下記、いずれかの方法で解決する。

  1. Outlook Express / Outlook2003 の設定確認:
    Outlook Express : 送信サーバー設定で、「このサーバーには認証が必要」→「受信サーバーと同じ設定・・」にチェックを入れる。
    Outlook2003 : 送信サーバー設定で、「メール送信前に受信サーバーにログオンする」にチェックを入れる。
  2. 上記設定で不可の場合、エラー表示後10分以内に再度送受信すれば、2度目の発信以後はOKとなる。
  3. 上記以外のメールソフトで送信認証がない場合
    送信前に1回受信操作をする。
  4. プロバイダのサーバーで「POP before SMTP」の設定を変える。
    Nifty Hosting の場合は、「POP before SMTPを使用する」設定があり、デフォルト設定「使用する」に設定しないと、 Nifty外からアクセスした送信は全て拒否されるから要注意。
  5. メールソフトとして、Windows Mail あるいは Thunder Bird を使う。
   POP before SMTP 解説

 東海大学解説     I T 用語辞典(e-Words)  Wikipedia    Sonet   気まぐれノート


 

 

 

 

 

 


 

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