Windows データのバックアップ法
フリーソフト BunBackup ,Real Sync の利用 2008/5 2022/11 改
パソコンはいつ故障するか分かりません。 特に、内蔵ハードディスク(HD)は故障しやすい部品です。 これが故障すると、My Documents に格納されている 大切な写真や文書は全て消えてしまいます。 下記フリーソフトを使って定期的に外部HD、USBメモリ、あるいは、クラウドのネット倉庫(ストレージ)にバクアップすると安心です。
バックアップは、フォルダごと そのままコピー&ペーストすればできます。 でも、フォルダごとのコピーは多量のファイルを処理するので時間がかかります。 更新したファイルのみを処理するのは面倒です。 下記紹介のフリーソフトは、
ただし、Outlook2003/2007 の場合、ソフトを終了させた後にバックアップ操作しないとバックアップできないばかりかバックアップ先の旧データが消滅するから注意。下記両ソフトとも、ミラーリングの有無にかかわらずその現象が生じる。
0)ドキュメントを手動でHDへ
ドキュメントを右クリック → 「送る」でHDを指定 → HDへ送信後HD内の指定ホルダへ移動
例1: USBやHDなど外部ドライブに メール ThunderBirdや、 Documentsをバックアップする場合の設定
クラウドのネット倉庫(ストレージ)にもバクアップできる
Googleドライブ(容量15GB)、MS社OneDrive(容量5GB)、Yahoo!ボックス、などはC,D,ドライブと同じ感覚で利用できる。
例2-1: Googleドライブに Documents / お気に入り をバックアップする場合の設定
例2-2: OneDriveにDocumentsをバックアップする場合の「バックアップ先」設定
C:\Users\abe\OneDrive\MyDocuments
2)RealSync
使用法:
まず上記サイトからダウンロードし、マニュアルに従ってインストールする。
両者の比較:
両者使い勝手は似ていますが、BunBackupはバックアップの途中経過が表示されるので分かりやすい。
Real-Syncは途中経過が表示されないので 大きなファイルがあると、あたかもフリーズのように長時間無応答です。
これらのソフトによるバックアップの際の注意
バックアップ元のファイルを閉じておくこと。 例えばメールの場合、メールソフトを閉じてからバックアップする。
さもないとエラーになるばかりでなく、ミラー処理の場合は過去のバックアップデータが消去される。
メールをバックアップする時のバックアップ(更新)元:
Windows Liveメール
C:\Users\abe\AppData\Local\Microsoft\Windows Live Mail
Windows LiveメールのVersion によって保存場所の表示は異なる。下記参照
http://faq.epsondirect.co.jp/faq/edc/app/servlet/relatedqa?QID=029085
Outlook2003/2007/2010:
C: \ユーザー名\appdata\local\Microsoft\outlook\
Outlook のメールファイルは、ひとつにまとまった数100MBになっているので上記方法では数10秒の時間がかかります。
Outlook2003内蔵のバックアップ機能:「ファイル」→「インポートとエクスポート」→「ファイルのエクスポート」→「個人ファイル」でもエクスポートできます。
ThunderBird:
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\******.default
バックアップの復元は
ThunderBirdの項参照
メールのバックアップは、これらのバックアップソフトを使わず、ThunderBird の自動送信機能を使い
・送信済みのバックアップ:ThunderBird の自動送信機能
・受信のバックアップ:プロバイダの転送機能
でGmail に送信するとよい。